4月の野菜の会は、『絹さや』
河津の後藤さんのところで取れた絹さやです。
えんどう豆になる前の、かろうじて中の豆が確認できるぐらいの状態のものです。
卵焼きとか、茶碗蒸しとか、お豆腐の上に、いろどりで添えてあるだけの野菜のイメージなので、これがどう主役になるのか、とても楽しみでした。
今日のメニューです。
- 絹さやのグラタン
- 絹さやと卵とサーモンの春仕立て
- 絹さやとマッシュポテトのアンサンブル
- 絹さやと牛フィレ肉のポワレ 絹さやのピュレ
- 絹さやのバヴァロア
前菜のグラタン。
運ばれてきた時の、絹さやの香りがなんとも春です。
写真では分かりにくいですが、中身は絹さやがぎっしり詰まっていました。
ベシャメルソースとの相性はバツグンです。
「絹さやと卵とサーモンの春仕立て」。テリーヌです。
ここのサーモンは、毎回おいしくいただいていますが、燻製されたサーモンの香りと、絹さやの香りがミックスされ、とてもおいしかったです。
料理人の方が、テリーヌのゼラチンの加減が難しかったとおっしゃっていましたが、その苦労の結果をいただいた私たちは、その食感も十分感じることができました。
「絹さやとマッシュポテトのアンサンブル」
盛り付けが、他の人とは若干違いました。多くの人は、マッシュポテトに絹さやの天ぷらが突き刺さっていましたが、私のはトリュフが突き刺さっていました。
トリュフの香りと絹さやの香りがミックスされたところに、ていねいに仕上げられたマッシュポテトの滑らかさが印象的です。
メインは「絹さやと牛フィレ肉のポワレ 絹さやのピュレ」
フォンドボーのソースが特においしかったです。
絹さやのしゃきしゃきした食感とフィレ肉の柔らかさの組み合わせがよく、ベーコンの塩加減が、全体の味を引き締めた感じです。
そして最後のデザートが「絹さやのバヴァロア」
春らしいバヴァロアの色とベリーの色味が素晴らしく、一口含んだ瞬間に口の中いっぱいに絹さやの風味が広がりました。
皆さんの「絹さやだ!!」という声が印象的でした。
主役となった絹さや。十分に堪能させていただきました。
来月もまた楽しみです。
ごちそうさま♪
レストラン ラタン
03-3292-0881
東京都千代田区神田錦町3-28 学士会館 1F
http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13011617/
http://www.gakushikaikan.co.jp/restaurant/latin/