発酵文化人類学がおも楽しい

 

たまたま見かけてジャケ買いしたこちらの「発酵文化人類学」、メッチャおもしろい!
たぶん、私が伝統発酵醸師で発酵LOVE❤️だからなのだろう。

読んでいるうちに、小泉先生のことを思い出していたら、参考文献に小泉先生の本があった😅
しかも、ご本人にお会いしていて、「味噌汁飲め!納豆と漬物食え!」と猛烈にプッシュされたとか。
ちょっと…いや、かなりうらやましいぞ!

 

「発酵文化人類学」は、著者のヒラクさんが作った造語だそうです。

で、私も本の感想が、おもしろくて楽しかったので、造語で「おも楽しい」と使ってみました。

 

こんなにすごいこの本、文字量が多くて普通の人はたぶん断念すると思います。

 

私にとっては、何がすごいかっていうと

  1. 発酵と腐敗は紙一重なんだけど、それをわかりやすく説明している
  2. 発酵菌のカテゴリーの説明があり、カビ・酵母・細菌の説明がある
  3. 日本の麹と中国や韓国の麹の違いの説明がある
  4. お酒についての発酵の説明がある

などなど。

 

「発酵」について、これほど広範囲で語られたものは、小泉先生の本以外では初めてです。

小泉先生の本は、アカデミックなので結構難しく書いてあります。

ですが、こちらの本は、わかりにくいところにヒラクさんの挿絵が入っており、これがまたわかりやすいのです。

 

まだざっとしか読んでいませんが、もう一度ゆっくり目を通して勉強します。