自分の味噌づくりワークショップでは、「だしがなくても野菜を煮ただけで美味しいです」といって、野菜を長めに煮た味噌汁を出していました。
今年は、うね乃さんのだしを使って出したこともあります。
私にとって、だしは「ちょっとめんどくさい」カテゴリーのひとつでした。
でも、だしをちゃんと使うと、美味しさ倍増するんですよね。
というわけで、土岐山協子さんの「おだしプロジェクト」で、基本講座とディプロマ講座をダブル受講してまいりました。
この学びは、味噌づくりのワークショップの中にも反映させる予定です。
目次
使う鰹節の量はほんのちょっと
鰹節削るのって、大変なイメージがありますよね。
私もそのひとり。
太く長く薄く削らなければならないイメージがありました。
実際、削ってみると粉のような削りカスっぽいのしかできなかった。
でも、それでもいいとのこと。
むしろ、味噌汁に入れるんだったら、小さい削りカスの方がだしが出やすいという話。
しかも、1杯の味噌汁に必要な量は0.1g。
ほんのひとつまみです。
鰹節削り器で、5回ほど削った量がだいたいそのぐらいでした。
それを、といた味噌汁に入れるだけ。
それだけで、断然味が変わりました。
そうか。これだけでいいのか。
そんな気づきは、鰹節を削るハードルがかなり下がるというもの。
みんなで実習した後、土岐山さんのオススメのまるみ麹本店の「美袋乃唄」を試食しました。
赤、麦、糀、白の4種類があり、それぞれ特徴があっておいしかった。
同時に、ほんとにこれだけで味が変わるし、十分だしの味を感じることができました。
雄節と雌節
恥ずかしながら、オスとメスの違いでその名前がついているとばかりいました。
鰹節の雄節と雌節は、背中側かお腹側かの違いです。
パッケージにわかるように記載されていますが、頭の形が違うのも特徴です。
早速、講座のお土産にいただいた鰹節を削ってみました。
最初は、削りにくかったけど、ちょっと削っていったら、それなりに削れるようになりました。
楽しすぎて、削りすぎに要注意です。