【日本酒大学】一ノ蔵で酒造りと学びを体験・仕込み

三段仕込み

麹造りのあとは、仕込みの体験。

といっても、座学で学んだ「三段仕込み」について、実際の桶で確認。

三段仕込みについては、こちらの説明がわかりやすかったので、リンクを貼りました。

作業は3回に分けられるのですが、酒母を仕込み桶に入れて、麹と水と蒸米を加えるのですが初日を「初添(はつぞえ)」、2日目はお休みで「踊り」、3日目を「仲添(なかぞえ)」、そして4日目を「留添(とめぞえ)」と呼ばれています。

この写真は、初添の状態。わかりにくいのですが、桶の底の方にあります。

 

この写真は留添の日の作業前のもの。すでに、最後の麹と水と蒸米が入っています。

 

そして、櫂入れといって、棒を桶の周りから突き刺して一周すると…下の方の醪が上の方に上がってきます。

 

この後、1週間ぐらいで中の表情が変わっていくのですが、毎日仕込んだ桶の日付を確認しながらその様子を観察。なにごとも初動が肝心と言われますが、この仕込みも最初の1週間が大事で、ここでの遅れを取り戻すのは至難のわざらしいです。

このお部屋は、常に一定の温度管理がされているため、真夏を除いてお酒を仕込むことができるそうです。

 

まだまだ実習は続きます。

 

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