かつお節削り器を作ることで学んだ良い素材を使う大切さ

今日は「秋田杉でつくる鰹節削り器」に参加してきました。

のぶちゃん先生による木工教室で、すでにキット化されているものを使って完成させました。

釘打ちは滅多にしたことがなく、しかも材料の秋田杉は、目が硬い部分で釘が曲がるかもしれないので慎重にと言われ、ビビりながらの作業でした。

最後の調整はのぶちゃん先生と、かつお節のタイコウの泰三社長にやっていただきました。

タイコウさんで扱っているかつお節は、一本釣りした鰹を使い、枕崎市の宮崎さんという職人さんが仕上げたものだそうです。

しかも、一本釣りした鰹は漁獲量が少なく、そのうちの1%が鰹節になるそうで、かなりの貴重なものです。

そんな鰹節でとる出汁は、少量でも香りも味もしっかりしているとのこと。

試しに削ったかつお節をランチの時にいただきましたが、たしかに少量でも香りが抜群でした。

一緒に参加していたお子さんは、食べるのが止まらないほどです。

味噌作りも家で仕込む人が少なくて、ワークショップを通して、仕込む人を増やせるようお手伝いしていますが、かつお節を使って出汁をとるのも同じですね。

「お料理教室に通うお金を、良い材料を使うことにかけることは大事」とおっしゃっていたことが印象的でした。

貴重な機会をいただき、ありがとうございました。