今月のマネーの会は「お金をつかう文化で、日本再生だ‼」というテーマで、さわかみホールディングスの代表取締役の澤上篤人さんが講師でした。
沢上篤人さんといえば、澤上ファンドの産みの親。
私は、毎月澤上ファンドで積み立てをしているのですが、かれこれ10年経っていることが判明。
よくみると、びっくりするほどの運用損益がありました。
ありがとうございます。
目次
今日の話の中で印象的だったこと
- 損しないでお金を貯めるのは無理
- 自分だけ儲かりたい、損したくないと思っている人が多いが、自分だけ儲かる話はない
- 世の中にお金を回すために投資している
- みんなが良くなったら戻ってくる
- 応援するために会社の株を買う
- 応援する気持ちがあれば、株価が下がっても買える。
- 応援したいと思う企業は、なくなったら困るものを作っている会社
寄付はどのぐらい?
日本人に馴染みがないのが寄付。
海外では、日本人がびっくりするぐらいの金額を寄付している。
寄付の先はいろいろあるが、協会が多い。
協会への寄付は、炊き出しなどに使われる。
じゃ、どのぐらい寄付をするのかということに対しては、「あー、これぐらい使っちゃうと、ちょっと生活が辛いな〜」と思うぐらいの金額だそうです。
日本人の預貯金マネーは851兆円
日本人の預貯金マネーは851兆円だそうです。
この金額は、世界でもダントツだそうです。
2位はアメリカですが、それでもその半分ぐらい。
あちらは、人口も多いから、一人当たりにすると、グッと少なくなります。
ちなみに3位はドイツ。
しかもその金額は100兆円以下となります。
その預貯金マネー。
経済にとっては、全く動かないお金なので、ないも同然と考えることができるでしょう。
851兆円の預貯金の1%を寄付した場合、日本経済は1.7%成長すると言われています。
ちなみに、2%寄付した場合は、3.4%成長するようです。
今の金利は、年0.01%ぐらいですが、それだと100万円の資産を2倍にするのに、7200年もかかるそうです。
皆が0.1%を寄付にまわすだけで、経済が成長するってすごいですよね。
オペラの話
澤上さんは、さわかみオペラ芸術振興財団を作って、歌手や公演の助成事業に取り組んでいるそうです。
日本人は、芸術や文化にあまりお金をかけるイメージが私にはないので、とても素晴らしい取り組みだと思いました。
こういう活動を応援したくなりました。