念願叶って、ようやく「レストラン茅乃舎」に行ってまいりました。
オープンして11年も経っているとうかがい、そんなにも月日が経ったのかと驚きました。
この日は、夫とふたりで伺いました。
事前に、送迎の有無を確認したところ、最寄駅の篠栗駅から可能と伺い、お願いしました。
4人以上いると、博多駅から送迎してくださるそうです。
篠栗駅からも、車で20分ほどかかり、かなり山奥にありました。
目次
おすすめのポイント
- なんせ遠いので時間を気にしないせず静かなところでお食事ができること
- ホールは静かで天井も高く、隣席と離れているので、カップルにもオススメ
- 看板メニューの十穀鍋は、季節を問わずお店の方もオススメ
といったところでしょうか。
この地で、この価格で11年もやっていけるのには、何らかのしくみがあってこそだと思っていますが、この花文字によるウェルカムメッセージもそのひとつでしょう。
その後、玄関にて写真を撮っていただいたのですが、お店のカメラで撮ったものは、帰り際にプリントされてプレゼントしていただきました。
私たちが、東京から訪問したためかと思いましたが、おそらくこれはしくみのひとつなのだろうと考えます。
こちらのカクテルは、ノンアルコールですが、季節ごとにその内容が変わるそうです。
この日は、カボスを使ったカクテルでした。
今回いただいたお料理は、芽コースです。
前菜
- 鮃と長芋の煎り酒和え
- 柿と占地の白クリームかけ
- 南瓜そぼろ煮
- 自家製パンチェッタのオイル焼き
- キャロットラペ
大地のスープ
毎月その内容が変わるそうですが、11月は根菜のベースに安納芋を加えたもの。
安納芋の甘さがひきたっていました。
里芋豆腐
見た目は、杏仁豆腐っぽいですね。
鯛真薯と蕪の炊き合せ
蕪の餡が合わせられていました。
長野おばあちゃんの逸品
長野さんという方のレシピだそうで、この日は小松菜と椎茸の煮浸し。
実は私、小松菜が少し苦手なのですが、えぐみがなくて、とても食べやすかったです。
メイン
この次がメインなのですが、5種類の中から選びます。
- 十穀鍋
- 嘉穂牛有馬煮
- 木の子と魚の吹き寄せ
- 嘉穂牛の照り焼きステーキ(+1,940円)
- トマトすき焼き(+1,940円)
この日は、夜が少し寒かったので、十穀鍋をいただきました。
十穀鍋を頂く際は、2人前以上となるそうです。
他のメインは、一人ずつ別になっても良いそうです。
この十穀鍋は、オープン当初からの定番メニューだそうで、10種類の雑穀と、枸杞の実や生姜などを合わせたスープで九州産の黒豚を楽しむ料理だそうです。
スープには、ごぼうや占地、ネギなどもたっぷり入っています。
そしてこれが、黒豚。
しゃぶしゃぶより、ちょっと厚めに切っていました。
この黒豚を、煮立った鍋に入れていただきました。
取り分けたところ。
穀物が入っていましたが、炒ってから入れているそうなので、ドロドロになっていませんでした。
とても身体が温まります。
そして〆は、土鍋炊きご飯と味噌汁と香の物。
ご飯は、白米と十穀米から選べるのですが、鍋で十穀米をいただいたため、白米にしました。
この日に産み落とされた卵がそれられており、卵かけ御飯(TKG)にしていただきました。
おこげもいい感じ!
最後のデザートは、隣にある茶舎でコーヒーと一緒にいただきました。
コーヒーはコースに入っていませんでしたが、茅乃舎さんがコスタリカの農園を買って、そこで育てた有機栽培のコーヒー豆を使ったオススメだとうかがい、飲んでみたくて頼みました。
レストランのある場所とは、違う趣の内装で、冬になると暖炉にも火が入るそうです。
帰りのタクシーにて
近くには、野生の鹿がいるそうで、帰りにそれを見ることができました。
6月には蛍もたくさん出るそうです。
頻繁に行けるところではありませんが、また機会があったら行きたいです。
ホールは静かで雰囲気もあるので、カップルにもオススメです。
仲間内との会食ならば、周りを気にしなくてもいいような個室がいいかも。
レストラン茅乃舎
092-976-2112
福岡県糟屋郡久山町大字猪野字櫛屋395-1
http://www.kayanoya.com/restaurants/restaurant/