乳がんかもと思った時の昔話<初マンモグラフィーとエコー>

この昔話は、2008年10月の頃のお話です。
病院での診察の話は、その当時のものであるので、ご注意ください。

前回のお話

初めての乳腺外科

四谷メディカルキューブは、
女性専用外来の他に、一般外来もあります。

1Fの総合受付でまずは受付。

問診表を記入し、ファイルを渡されます。
そこには、今日の回る順番と診察券が
入っています。

そのファイルを持って、
6Fにある女性専用外来の受付に行きます。

ここで、さらに詳細な問診表を記入します。

記入が終わると、今日はたぶん検査になる
でしょうということなので、検査着に
着替えるためロッカーへ案内されました。

ロッカーの使い方の説明も丁寧です。

 

<先生と対面>

診察室に呼ばれて先生と対面。
はっきりいって、病院じゃない雰囲気です。
先生も患者も同じ社長室にあるような
立派な椅子でした。
これまで行ったことのある病院では、
先生は立派な椅子でしたが、
患者は粗末な丸い椅子のイメージ。
ここでは先生も患者も立場は同等です。
いいことです。
初対面の先生の挨拶は、
取引先との初対面の挨拶と似ていました。
あの安心感を与えるしゃべり方は、
見習うべきところです。

<先生と問診>

いつごろからなのか、痛みはあるのか、
乳がん検診は受けたかなどの問診。
今年4月に人間ドッグを受けたときに、
触診のみの乳がん健診は受けたことを
言ったら、「せっかくの機会なので、
左だけじゃなく右側もマンモグラフィーを
やりましょう」ってことになった。
まぁ、たぶんやることになるんだろうなぁ
とは思っていましたが…

<インフォームドコンセント>

その後、カウンセリングルームのような
場所で、マンモグラフィーとはという
簡単な動画をみました。
実際にモデルがマンモグラフィー検査を
ている動画でした。

<マンモグラフィー>

で、レントゲン室へ。
マンモグラフィーは、胸を平べったくする
ことにより、少ないX線の量で検査できる
ことがメリットらしい。

上からと斜め方向からの画像で合計4枚。

「よせてあげて、押しつぶす」

って感じでセットして、撮影しました。

痛いという人とそうでない人がいますが、
私はちょっとつらかった。

別の日にやった時は、なんともなかった
ので、その時の状況によるのかも
しれません。

<結果>

このクリニックでは、マンモグラフィーの
映像は画像データとして処理されるので、
その後の診察で、すぐに結果を確認する
ことができました。

仕事柄、電子カルテやレントゲン写真の
データ化などは知ってはいましたが、
現場で見たのはこの時が初めてでした。

<エコー>

その後、エコー検査がありました。
エコーは先生が直接やります。
先生は、エコーの前にマンモグラフィーの
結果を見ていたようなので、ある程度予想
しており、エコーで診断しながら、
私の左胸の塊は「のう胞」であると
おっしゃいました。
簡単に言えば、水ぶくれ。
中身は水なので問題ないとのこと。
注射で水を抜き取っても、またたまるかも
しれないし、いつかなくなるかもしれない
しそうです。
今回はそのままにしておくことにしました。
私としてはちょっと複雑。
こんな塊を抱えるなんて…。
でエコーの時、その隣に、怪しい影を
発見され、線維腺腫と思われますが、
念のため病理検査しましょうってこと
になり、そのまま注射器を入れられて
細胞を抜き取られました。

これは、さすがに痛かった。

一応、検査結果は1週間後。果たして結果はいかに?

ちなみに、乳腺のう胞は、よくあるそう
です。エコーで見たときも、小さなものが
私にもいくつかありました。