京都まなびの旅:その3「大原の里」で三年味噌の鍋を堪能する

今回の重要ミッションは「大原の里」で、三年味噌鍋を堪能すること。

そのための京都旅行なのです。

なぜ、ここなのか

  1. 三年味噌ってどんな感じなのか知りたかった
  2. 大原に行ってみたかった
  3. 伝統発酵醸師仲間と情報共有したかった

こんな理由で、伝統発酵醸師仲間を誘って行ってまいりました。

事前に味を予想してみる

伝統発酵醸師として味噌づくりのワークショップをしていますが、通常の寒仕込味噌は1年です。

その後、おいしくいただけるのはそこから2年。

それ以上熟成させると、どうなるのか、ちょっと予想してみました。

  1. 硬くなる
  2. 塩辛くなる
  3. 色が濃くなる
  4. アルコール臭を感じるようになる

3年味噌鍋

夕食は「3年蔵出し味噌鍋」をいただきました。

経年変化の味噌を味見できました

そして、鍋の他に、ご飯などが夕食時にあるのですが、ご飯のおともに各種味噌を自由にいただくことができました。

  • 手前の一番黒いのが唐辛子の入った味噌
  • その右隣から反時計回りに、1年味噌、2年味噌、3年味噌
  • そして緑の粒が入っているのが、山椒入り味噌

所感

そのままちょっと食べただけの個人的な感想です。

一番美味しかったのは、山椒入り味噌。

関東では、山椒を粒のままいただく機会はあまりないので、新鮮に感じたのだと思います。
あのピリッとした辛さと香りがとても良かったです。

2番目に良かったのは1年味噌。

2年味噌、3年味噌と味が熟成されて、食べ比べることができたのは貴重な機会。

ただ、味噌を試食しただけだと、やっぱり1年味噌が美味しかったです。

ですが、お料理によっては3年味噌を使った方が美味しい場合もあると思います。

温泉もある

こちらの宿は日帰り温泉もやっていて、夕食でいただく鍋を堪能するメニューもあるそうです。

ここの温泉、柔らかい感じでとても良かったです。

また、別の鍋をいただきに行きたいです。

大原の里
〒601-1248 京都府京都市左京区大原草生町41
TEL 075-744-2917