【この記事は昔のサイトから引っ越し&リメイクしてきたものです】
今日はいよいよ帰国。10:00過ぎに早めにチェックアウトして、リヨン駅からパリ北駅にD線に乗って行こうと思い、改札を入って乗り場をチェックしてい ると様子が変だ。とりあえず、インフォメーションで聞いてみたら、A線に乗って隣の駅で乗り換えろといってる。どうやら、D線はストップしているようだ。 ストかなぁ…
言われたとおり、A線に乗り、隣でB線に乗り換えて、パリ北駅に到着。リヨン駅も大きかったが、それ以上に大きな駅でとても雰囲気が出ている。
この日は、ここからユーロスターに乗ってロンドンに行って、ロンドンから日本に帰国する予定。まず、ユーロスターのチェックインを行った。このユーロスターのチケットは、ネットで 予約した。平日の昼間で、変更不可のチケットをゲット。1等でなんと$170だった。定価の半分以下。ユーロスターのサイトで買うと、なぜかドル建てなん だよね。不思議。チェックイン後、フランスの出国審査があり、終わったところでパスポートをしまったら、その先にすぐイギリスの入国審査があってびっく り。そこでは、何日滞在するかと聞かれ、今日これから日本に帰ると言ったらちょっとびっくりされ、帰りのチケットを見せるように言われた。
その後、荷物のX線チェックを行い、ロビーへ。このロビーは、パリ北駅の中でも隔離されており、ガラス張りの世界の向こうとは一線を画している感じがする。そりゃ、もうここはイギリスだもんね。
出発の20分ぐらい前になり、搭乗案内が始まる。私が乗るユーロスター9025は、11:43発でロンドンに13:25に到着する。時差があるので、乗車 時間は2時間42分。全部で20両編成ぐらいだったかな。私が乗ったのは、8号車。クラスは1等。入り口で名前チェックあり。二人で向かい合わせに座る席 を予約していたところ、入り口のすぐそばだった。1等は、各車両の入り口にバゲッジルームがある。席はほとんど満席だったせいか、バゲッジルームもスーツ ケースでいっぱい。この車両には日本人はいなかったけど、ロビーで何組か見かけた。
発車して10分ぐらいしたところで、食事が配られる。これは1等だけで、2等にはない。食事といっても、機内食のような感じで、ハニーマスタードチキンがメインだった。味はまぁまぁかな。食後にはコーヒーのサービスもある。
1時間ぐらいして、途中の駅に止まり、隣の4人席に家族が一組来た。その後30分ぐらい走ったところで、突然スローダウンして一時停車した。ちょうど、 ユーロトンネルの手前で、どうも向こう側から来る貨物を待っていた感じだった。ユーロトンネル内は、スピードを落として走っていた。トンネル通過時間は 25分。外に出たとたん、スピードを上げて走り出した。
ロンドンのウォータールー駅に到着。ここから、パディントン駅に移動して、ヒースローエクスプレスでヒースロー空港に向かう予定。ロンドンの地下鉄は、な んと普通乗車券から、クレジットカードで買えることが判明。しまったぁ、ユーロをポンドに換えなくてもよかったんじゃん。やっぱり、英語圏はほっとする。 表記も言葉もちょっとはわかるので安心。ウォータールー駅から、パディントン駅へは、ジュビリアラインに乗って、途中で環状線に乗れって言われたけど、よ く見たら乗り換えなしでいけるじゃん。おまけに、ヒースローエクスプレスは13ポンドといってたけど14ポンドだったし。
ヒースロー空港に到着し、ANAのカウンターに行ったけど、あまりにも早く着きすぎてまだチェックインできなかった。指定された時刻に出直してみると、な んと修学旅行生がチェックインカウンターに長蛇の列を築いていた。以前、中国に出張したときに、やはり修学旅行生とバッティングしたが、まさかロンドンか ら帰る飛行機でバッティングするとは。最近の修学旅行はヨーロッパもあるのか…日本に戻って出国手続きを済ませて外に出た時点で、某大学の佐野にある 付属中学校であったことが判明。
飛行機では、ラッキーなことに修学旅行生徒はかなり離れた席だった。免税店で、親に頼まれたと思われる化粧品とかを買っていた姿が印象的だったなぁ。帰り のフライトは、とにかく眠かった。映画見たり本を読んだりしようかと思っていたのに、11時間のフライトのほとんどを睡眠に使ってしまった。時差ぼけが ちょっと心配。^^;
帰りのフライトは、約20分ばかり早く着いた。雨の予報だったけど曇ってたな。気温は23度ぐらいだったけど、まるで熱帯雨林にでも来たかのような湿度だった。こうして長かったパリ旅行も無事終了した。