今年の「TUBE LIVE AROUND SPECIAL 2017」は、途中で雷雨による1時間の中断がありました。
ここで体験した危機管理対応について、忘れないうちに記録を残しておくことにしました。
久しぶりに暑くなった日ということもあったのかもしれませんが、前日から夜は大荒れの天気になるかもという予報もありました。
目次
各地の花火大会の状況
8/19に行われる予定だった
- 流山花火大会
- 多摩川花火大会
- 鶴見川花火大会
こちらの3つの花火大会の場合の対応についてのメモ
流山花火大会
地元の流山市の花火大会は、前日の8/18に、翌日(2017/08/20)に延期することが、流山市のウェブサイトにて発表されていました。(現在、該当ページは8/20に開催するという内容におこ変わっています)
川崎市制多摩川花火大会と世田谷区たまがわ花火大会
川崎市と世田谷区の多摩川での花火大会は、開催90分ぐらい前に中止が決まりました。
ですが、一部の方が落雷で怪我をされたようです。
どちらも、ツイッターでも周知しようとしたようです。
本日の川崎市制多摩川花火大会は中止となりました。
— 一般社団法人 川崎市観光協会 (@kawasakikankou) August 19, 2017
花火大会は荒天のため中止となりました。なお、延期はありません。花火大会を楽しみにしていた多くの皆様には大変申し訳ありませんでした。
なお、有料協賛席チケットの払い戻しについては、添付の画像または公式HPをご確認ください。 pic.twitter.com/KIblKxxqgQ— 世田谷区たまがわ花火大会実行委員会 (@setagaya_hanabi) August 19, 2017
鶴見川花火大会
ところが、横浜市鶴見区の鶴見川花火大会は、決行されたとか。
しかし、激しい雷雨のため5分ほどで中止になったようです。
この件については、かさこさんがブログにアップされていました。
雷雨の中、花火大会を強行した鶴見川花火大会運営の大罪~イベントリスク管理のずさんさに絶句
YouTubeなどにも、花火と雷のコラボということで、映像がアップされていましたね。
流山花火大会は、次の日が予備日に設定されていたので、早めの対応ができたのではないかと思います。
多摩川での花火大会は、ギリギリまで待って中止の判断。
鶴見川花火大会は、サマーフェスタの一部なので、やりたかったのか、それともなんとかなると思ったのか、やってみてダメだったから中止にしました。
3箇所での異なる判断は、花火大会の危機管理として、ケーススタディになりそうです。
TUBEのコンサート
で、冒頭のTUBEのコンサート。
18:00に開始しましたが、遠くの方に黒い雲が広がっていました。
開始してしばらくし、前田さんのトークの中で、多摩川の花火大会が中止になったと言ってました。
ここは、奇跡的に雷雨がないと言っていたのですが、その次の曲あたりから大粒の雨が降り出し、雷もだいぶ近づいてきました。
目の前のホテルだかスタジアムの照明に落雷した直後に、歌が終了し、前田さんの呼びかけで一時中断することに。
通路に避難した直後に、嵐になりました。
40分ぐらい経った頃でしょうか、スタジアムの場内アナウンスにて、20:00頃には雷雲もなくなり、20:30には雨も上がる予報なので、現在対応を協議中との一報がありました。
これは、ちょっと残念でした。
しかも、10分後に同じアナウンスが流れました。(もしかして録音だった?)
予報は、来場者もスマホなどで確認可能です。対応協議中なのは、誰もがわかっていることです。
それをあえて言うのか???
この時点で言うのは、「◯時ごろまでに再開するかどうかを決定します」ということだったのではないでしょうか。
昨年も途中でにわか雨がありました。
少なくとも、今回はこうなることがあらかじめわかっていたと思うので、その辺のところの対応方法を練る必要があったのではないかと思いました。
★TUBE、31年連続の単独野外ライブは雷で一時中断のアクシデント