薬膳料理だけどフレンチレストランで食べられるのです

今宵は、食医膳講座の薬膳料理の日。

まさかフレンチの月夕堂さんで、薬膳料理をいただけるとは思いませんでした。

いつもとは、違うアプローチのお料理の数々を。

<アミューズ>

  • 玉ねぎのタルトタタンのソルベ
  • ホーエーの朝露
  • 澄み切ったトマトの雫のジュレ


玉ねぎのタルトタタンのソルベは、何回かいただいたことがありましたが、他は初めて。

ホーエーの朝露は、ちゅるんとした食感がなんとも。

トマトのジュレは、透明なゼリーなのに、味がしっかりトマトな不思議さ。

<前菜>

  • 冷製季節野菜44種ほどのデクリネゾン

これは単なるサラダではないのです。

それぞれ、別々に調理をした44種類の野菜が、お皿に並べられているのです。

シェフはもうやらないと言ってましたが…

  • 冬瓜と谷中生姜、モロヘイヤ、吉野くずのスープ コリアンドルフレーバージャスミン茶のジュレ添え


生姜が効いていて、一口食べただけでも、身体が温まります。

全部食べ終わると、身体の芯が温まりました。

夏は、表面だけ冷風や冷房で冷ましたつもりでも、身体の中も冷たくなってしまうのです。

こういうのは大事ね。

<主菜>

  • サマーポルチーニと、梅雨キノコの蒸し煮 吉野くず 20種の雑穀の炊き込み

これはもう、隣の隣の人のところに運ばれただけでも、ポルチーニの香りにつつまりました。

この時期は、サマーポルチーニと呼ばれるものを使っているそうです。

これを薬膳ではよく見かける雑穀米と一緒にいただきました。

<デセール>

  • ローズマリーのみつ豆、フラーボワーズの金魚、セージのアイスクリーム

「金魚だぁ〜〜〜!」という歓声が上がりました。


今回は、参加メンバーに、ビーガンの方がいらっしゃったので、このようなフレンチ薬膳になりました。

動物性のものがなくても、満足満足。

ごちそうさまでした。

月夕堂
03-5458-1087
東京都渋谷区恵比寿西1-15-2 アパルトマンイトウ 1F
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